小豆島100km歩行

―汗と涙の数々のエピソードを生んだ歴史的行事―

小豆島100kmのぼり香川県ユースホステル協会の長距離歩行行事は、昭和49年12月29日~翌年1月3日「第1回四国縦断歩行ラリー」から始まった。高知の桂浜から海岸寺YHまでの153キロを4泊5日で歩く行事である。参加者25名で5泊6日の第1回のラリーが行われ 第12回まで実施された。

昭和52年4月、それまで行われていた歩行テストが「みんなで歩こう讃岐路」のテーマになり、コースも小豆島、津田、屋島、詫間、海岸寺など県下に広がり参加者も増え、スタッフも育ってきていた。

そのような状況の中、小豆島オリーブYHが昭和49年に小豆島町西村に開設、小豆島を一周すれば丁度100kmになることから、初代陶山ペアレントと相談し、昭和52年10月8日~10日「第1回小豆島一周100km24時間連続歩行ホステリング」が始まったのである。

前年の昭和51年9月8日から13日まで、小豆島は5日間で1年分の1400ミリの集中豪雨が降り、土石流災害で39人の死者が出て、大災害の爪あとはまだ島のあちこちに残っていた。

コースになる小豆島の海岸線を何回も下見、トイレの場所の確認、チェックポイントになる場所の選定、夜食、朝食の提供場所の確保など、その作業は大変なものだった。

スタッフも眠気と戦い、体力・気力を振り絞ってのお世話であった。それでも全国各地から100名から多い時は120名の参加者がいることでがんばれた。24時間で小豆島一周100kmを一周するには,時速4km少々で歩くことを求められる。

昭和61年の第10回から運営の中心を担ってお世話をしてきた「ぞうりグループ」から県YH協会役員や香川大学ユースホステルサークルの大学生などが中心となり継続して運営し、長距離歩行の行事に参加している有志が裏方で協力、今も陰でこの行事を支えている。

第33回からは小豆島在住で小豆島オリーブユースホステルのペアレント経験者の岡井理事と陶山評議員に小豆島100kmの事務局担当をお願いして運営をしている。

平成24年10月6日~8日、第36回小豆島一周24時間50km・100km連続歩行ホステリング大会は89名の参加で無事行事を終了した。

小豆島全体図2012