Historia

ユースホステル運動と香川県ユースホステル協会のHistoria

ドイツの小学校教師リヒャルト・シルマンが、ワンデルンシューレ(移動教室)を思いつき、児童を連れて、さかんに徒歩旅行をしていました。

1909年の夏、児童たちとともにドイツの丘陵地帯を抜ける8泊徒歩旅行を計画し実行し、徒歩旅行の第二日目の8月26日に激しい風雨に見舞われた際、農家に納屋の宿泊利用を依頼したが断られた後、一行は村の学校で教員の妻の許可を得て宿泊できました。

その時、「ドイツ国中の学校 が、宿舎(ホステル)として提供されれば、こんな危険な目にあわなくてすむ。子供たちのために、安全で簡素で格安なユースホステルを作れる!」と発想し、これを契機にユースホステル運動が始まりました。

日本では1951年に(財)日本ユースホステル協会が設立されました。

今では「ユースホステル(YOUTH HOSTEL)」は、世界的な「旅の宿」ネットワークです。だれもが安全に楽しく、そして経済的に旅ができるようにと考えられたもので、 現在、世界80カ国、4,000のユースホステル(YH)があります。日本には北海道から沖縄まで約270のYHがあり、宿泊料金は日本の場合、1泊 3,200円前後(2食付で5,000円程度)と大変経済的です。(海外では、もっと安く宿泊できます。)

1960年5月28日に香川県ユースホステル協会が高松市内に設立されました。

香川県内のユースホステルの推移は、香川県ユースホステル協会発足前、すでに香川県立屋島ユースホステルがあり、昭和35年4月の日本ユースホステル協会主催の、四国一周ホステリングの行事にも利用されている。また高松市内には、民営の栗林ユースホステルの前身である三木荘ユースホステルも看板をあげていた。

最盛期には、県下で12のホステルが運営されていて、そのホステルを核にしてグループが生まれ、ホステリングなどの活動が始まったところも多かった。

ホステルには若者が集い、そのホステル独自の行事もいろいろ行われてきました。中でも全日本ユースラリーは、県下のホステル、ホステラーが一丸となって取り組み,成功させることができた。

この頃、香川県ペアレント連絡協議会が設けられるなど、ペアレントの意識改革の輪も大きく広がった。同時期、ジュニアホステリングなど県下の青少年の野外活動にも各ホステルが貢献することが出来た。

昭和50年頃からは、宿泊者の減少、ペアレントの高齢化による後継問題などでホステルの解約が顕著になり、現在香川県下にはJYH直営 小豆島オリーブユースホステルと、高松市内に高松さきかユースゲストハウスの二つのユースホステルがあります。

2010年5月、協会設立50周年を機に新たなユースホステル運動や、今後のユースホステルのあり方が見直されている。

次の一歩を
次の50年へ向けて~